施工管理の仕事とは?!

施工管理の仕事とは?!

施工管理とは建設現場における責任者のことで。建築や土木の施工においては、実施工程を大きく二つに分けることができます。一つは設計業務で、もう一つは施工業務です。設計は設計事務所や建設コンサルタントが請け負い、現場が設計図通りに行われているかを確認する監理が行われます。

設計事務所や建設コンサルタントが現場を監理するのは、あくまで工事が設計図通りに行われているかについてで、直接現場の職人を動かす権限はありません。それに対して、施工は建設会社が請け負います。建設現場では現場担当の責任者を一人決め、その人間が実際の施工業務を担当します。建設会社が現場で行う業務全般を施工監理といい、責任者には大きな権限が与えられます。

実際にどんなものを造るかは設計図において示され、予算は請け負った建設会社が会社の経費分を差し引いた金額の裁量権を現場担当者に与えます。現場担当者は与えられた設計図と示された期限、与えられた予算を元に、実際の建設業務を行います。建設業の作業を行うのは各分野の専門業者が行います。建設会社の現場担当者は、数ある専門業者の中から施工する業者を決め、担当させる工事内容を示します。

建設現場ではたいていの場合、数十社を超える専門工事業者に仕事を発注することになり、その発注権を握る現場担当者の権限は大きいと言えます。その分責任も重く、与えられた条件の中で現場をまとめ上げなければなりません。プロデューサーとディレクターを合わせたような権限が、建設現場の担当者には与えられます。施工管理を行う建設現場の担当者になるためには、実力のみが必要です。

必ずしも大学卒の学歴は要らず。工業高校や専門学校卒でも、実力次第で現場担当者への道が開けます。現場担当者になるためには建設や建築の施工管理求人を利用して、建設会社へ就職する必要があります。設計部門や工事の専門会社で働いても、現場担当者への道は開かれません。現場担当者を目指して建設会社へ入る間口は狭いわけではありません。一定の修行期間はあるものの、素質を見込まれれば比較的早い時期に一定の現場を任されることになります。本当の試練はここから始まり、現場をまとめ上げる結果責任のみが問われます。

いくら高学歴でも現場をまとめ上げる素養が無ければ、責任者にはなれません。現場管理に向いている人間は、統率力があり、かつ、繊細さを併せ持った人間です。仕事が細分化し、より高度に専門化している現代社会で、それをまとめ上げる人材は不足しています。施工管理は大きな現場をまとめ上げることのできる、いまどき珍しい仕事です。

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